このレビューはネタバレを含みます
静かでゆっくりとした映画。
あの頃憧れた人たちが出ている。
火のつけ方が綺麗とか、そういう瞬間にハッとして見惚れてしまう事って
今よりずっと多かった。
たぶん高校生の時の私は
桐島のこと重いなーって思っちゃう。
それは、好きだって言われたからじゃなくて
何で全部を私に話してくれなかったの？と言ってきたり、
嫉妬をぶつけてきたから。
だけど
私には何もないって言った時に
桐島が言ってくれた
遠藤はそのままで遠藤だよ
が嬉しいし見つけてくれるのも嬉しい。
学校帰りにたまに時間つぶす場所が海っていうのいいな。
2人の横顔と影が綺麗だった。
色んな瞬間が絵になる。
あの頃にはもう戻れないんだな、と思うと切ないけど
一緒にいてくれて有難う。
最後のビデオは完全にホラー。
