このレビューはネタバレを含みます
ソフィア・ローレンの魔性っぷりがよく現れている作品。
16歳から40代まで幅広く演じています。
売春婦なので文字が読めないのですが、自分の名前を必死に書くシーンは誰もが固唾を飲むのではないでしょうか。
男が女に対して「木を腐らせる寄生虫」だのなんだの暴言吐き散らした後に、ソフィアが「あんたの子だよ」と言葉で杭を打つ感じが何とも言えず清々しい。もう何も言えない(笑
後半、ずっと口喧嘩ばっかしてますが、元の鞘に収まるあたり、ハッピーエンドでええんでないでしょうか。
フランスの女性は、どんなに歳をとっても、女は一生女だと言うそうですが、まさにその言葉をとってつけたかのようです。