このレビューはネタバレを含みます
このようなサスペンスはナレーションや、謎を暴いた人が一つ一つ出来事の過程を説明してくれるのがオチなのにも関わらずそれが全くない。
いきなり数ヶ月後を見せられるラストでモヤモヤが残る。しかし、意味不明なリンチの頭の中だと思えば彼らしいのか。
窓が開いていたカットが何度も流れるのに何もなく、棒立ちで立って死んでいるのも、脳みそが飛び出すのも、裸で街を彷徨ってジェフリーに会えるのも、謎は多かった
リンチの世界観は緊迫感を演出する大きな音楽と、グロテスクでリアルな美術、カメラワークなどがあって面白かった
