K

ブルーベルベットのKのレビュー・感想・評価

ブルーベルベット(1986年製作の映画)
3.3
陽の下にうごめく陰。片耳。害虫駆除。ドロシーがちょいちょいベッキーさんに見える。クラクション4回。クローゼット。酸素吸入器型ドラッグ。デニスホッパー氏演じるフランクの倒錯状態の気迫がすごい。一方でしっとり歌に聞き入る姿がまた闇深さを増幅させる。「彼の一部をもらったの」。黄色い服の男、ワニ革の鞄の男。あの脳は本物だとか。人物相関図は少々難解。解決したようでいて、何も解決していない感覚。「この世は不思議な所ね」。
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