これは当時評価されるべくして評価された作品であり、後世のサスペンスミステリーに影響を与えた作品の1つだと感じた。
約60年前の産まれるかなり前の作品ってのが凄い。産まれるはるか前からこんなよく考えられた作品があったんだと感慨深い。後半になっていくにつれ展開、脚本が面白かった。
サスペンス物として面白いけれど完全なフィクション的ではなく、リアルにありえそうな部分の絶妙なバランスも良くて、そこが心因的に怖いなと感じる部分。
今の色んな技術が発達した時代でもお粗末でちゃっちぃ作品はたくさんある中で、この時代からしたらとても頑張って作られていると思う。
まぁ本当に「サイコ」な訳だけど、
サイコ(パス)という言葉が”精神異常”という意味合いで広まったのがこの作品という偉大さも。