このレビューはネタバレを含みます
大昔の白黒映画なのに現代で見ても面白い傑作サスペンスホラー。
脚本がとにかく面白い。序盤は金を持ち去る主人公を嗅ぎつける警官でのハラハラで興味を持続させる。それで中盤からまさかの主人公が死ぬという衝撃展開!
そして主人公が探偵に交代して、その探偵も死ぬ!!まさかの主人公が3人変わるという現代の脚本でもあまり見ないような事をこの時代からやってたなんて斬新すぎるしそれでしっかり面白くなってるのが素晴らしい。
そして保安官が「あそこのお婆ちゃんは死んでるはずだ」と言い「もしかしてこの男がお婆ちゃんになりきってる?」と思わせておいて男がお婆ちゃんを地下室に連れて行くカットを見せて違ったかとミスリードさせて最後に男がお婆ちゃんになりきっていたという話運びも上手い。
最後妹が屋敷に侵入して、男が家に追いかけにきて地下室に逃げる所とか「行くなー!」ってハラハラドキドキしたよw
有名なシャワー室のシーンは包丁で殺す所は現代の技術に慣れ親しんでる状態で見るからしょぼく感じるけど当時はカット割りを多くして上手く見せてたんだと思う。
包丁で刺すシーンの直前のカーテン越しに人影がスゥーッて近づく所は怖かった👍