はるか

サイコのはるかのレビュー・感想・評価

サイコ(1960年製作の映画)
5.0
★サスペンス・スリラー。
アルフレッド・ヒッチコック監督。
ヒッチコックの代表的な作品であり、サイコホラー映画の金字塔として大変有名な映画。
不動産会社のOLマリオン(ジャネット・リー)は出来心で会社の4万ドルを横領してしまう。彼女は急いで車を走らせる。夜になり、旧道沿いの「ベイツ・モーテル」に泊まる事に。
管理人のノーマン(アンソニー・パーキンス)は親切だが、どこか暗い影の青年。ノーマンと語らった後、シャワーを浴びるマリオンにナイフを持った人影が!
・・・世界一有名なシャワーシーンである。
前半、会社社長と信号待ちで目があったり、車を購入する所、警官がつけてくるような場面にドキッとさせられる。
マリオンの不安や緊張感をよく表していると思う。
後半の展開は、マリオンの恋人、妹ライラ、探偵達とマリオン探しの謎解きとベイツ・モーテルへ。
探偵が階段からアレになるシーンのカメラテクニックが(当時の時代としては)本当に素晴らしい。
最後のまさかの結末に、小さい頃はめちゃくちゃ驚いた。
特にラストの不気味な笑顔が怖かった。
ヒッチコック自身やヒッチコックの娘(マリオンの同僚役)がカメオ出演している。
恐怖映画に恐怖を煽る効果音が重要視されたきっかけになった作品だったり、映画でトイレを初めて映した映画だったと知り、改めて「サイコ」は恐怖映画の歴史に残る最高で素晴らしい映画なんだと思う。

オムニバス「ヒッチコック劇場」も最高な出来なので、是非オススメ!(ハズレ無し!)
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