くろいひと

サイコのくろいひとのレビュー・感想・評価

サイコ(1960年製作の映画)
4.3
すべてにおいてヒッチコックの最高傑作といって間違いない名作。

重要なシーンでアップで映される「眼」が象徴するように、彼らがなにを見ているのか。そして観客はなにを見せられているのか。
しだいにわたしたちはヒッチコックの術中にハマっていく。

ノーマン演じるアンソニー・パーキンス、マリオン演じるジャネット・リーのふたりの迫真の演技は見るものをたじろがせる。

最後に解説をしてくれる精神科医が出てくるが、これだけはどうしても蛇足にしか思えない。
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