もっちゃん

サイコのもっちゃんのレビュー・感想・評価

サイコ(1960年製作の映画)
4.0
「旧道のモーテルには気をつけろ」



ヒッチコック初体験🥳

「サスペンスの神様」と評される所以が十二分に味わえるストーリー構成はお見事!!


タイトルとなっている『Psycho』ですがレビューを書くにあたって調べたところ、
「精神病患者」って意味だそうです。
ニュアンスとしては「キ×ガイ」って方が近いでしょうか。


旧道のモーテルを営むのは、すぐ横に居住を構える≪ベイツ家≫
お母さん≪ノーマ・ベイツ≫と息子≪ノーマン・ベイツ≫の二人暮らし。
病気を患っているお母さんの代わりに、息子のノーマンがモーテルを切り盛りしています。


そしてこのモーテルがある地域では若い女性が謎の失踪を遂げるという事件があるとか。


ごくり。。



さて感想です。

▼モーテルいいなぁ🤤
ぼくモーテル泊まるの憧れなんですよ。
モーテル出てくる映画ってけっこう多いですよね。サスペンスに多いイメージですが。
アメリカ行ったらレンタカー借りて、だだっ広い道路かっ飛ばして、そんで怪しいモーテルに泊まりたい笑
本作もモーテルフェチには堪らん映画でした🤤


ぼくのレビューの更新が止まったら、アメリカのどこかのモーテルで事件に巻き込まれたと思ってください笑


▼ストーリー
これは正直言います。
前半はクソつまらなかったです笑
寝ては同じところ見返し、寝ては同じところ見返しで前半乗り越えるのに3日かかりました😪


「いやぁこれこのまま行ったらひどいスコアになるぞ...」と名作に対して失礼な不安を抱いていたのですが、後半パートはしっかり面白かったのでほっとしました笑


また、事前情報なしだとクソつまらないと感じた前半パートも、観終わった後だともう1回観たくなる!
「何か起こりそうで起こらない」という怪しい雰囲気が漂う焦らしプレイも今思えばなかなか🤤


▼魅力的なキャラクター
とんでもキ×ガイお母さんは言わずもがな。
登場する度にサスペンスシーンでお馴染みの入場テーマ曲がかかります笑

ただお母さんが登場するときはコトが起きるときなので、そこまで登場シーンは多くない。
それでいうと息子の≪ノーマン≫を演じたアンソニー・パーキンスの演技は良かったですね。

前半のモーテルでの会話劇が特に印象的!
別に事件が起きてるわけではないのですが、息子からキチ×イお母さんのヤバさが伝わってきますもんね。


あと最後に、失踪した姉を探す妹を演じた女優さん≪ヴェラ・マイルズ≫がキレイで見惚れました😍
もっちゃん

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