2020/06/08
2020年53本目【再鑑賞】
監督 アルフレッド・ヒッチコック
アンソニー・パーキンス
ジャネット・リー
ヴェラ・マイルズ
【空部屋あり】
顧客から預かった大金を持ち逃げした女が、逃亡途中で立ち寄ったモーテルで巻き込まれる惨劇と、事件の恐るべき真相を描く言わずと知れた古典スリラーの傑作。
久しぶりに見ました。
何と言っても、やはり冒頭から流れるバーナード・ハーマンの音楽がスリラー感を盛り上げてくれる、何度聞いてもいい。
前半は逃亡劇、後半は事件の捜査とスリラーの赴きが変わる物語で、初見の時は展開が全く読めなかった記憶がある。
そして、映画史上あまりにも有名なあのシャワーシーン、刃物が突き刺さるサクッ、サクッという音がなんともいえない恐ろしさ。
ラストの展開は、恐らく公開当時としてはなかなかの衝撃でしたでしょう、A・パーキンス＝ノーマン・ベイツの印象が強すぎて、その後のパーキンスの役者人生を決定づけてしまい、以降４作目まで続編が作られた。
よくサイコスリラーの原点とも称される一本。
忘れた頃に、また見たい。
"本当の「サイコ」は誰か？"
