タカナリ

スポーンのタカナリのレビュー・感想・評価

スポーン(1997年製作の映画)
3.6
上司の裏切りにあって惨殺されたCIA工作員シモンズ。一度死んだが、悪魔との取引によりスポーンとして復活。復讐者となって暴れまわります。

主人公のシモンズはスポーンとして復活しますが、1回死んでいて、復活まで5年かかっています。身体中焼けただれている見た目なため、恋人には変人扱い、化物扱いされます。
これが見ていて辛かったです。裏切られて死ぬのも辛いですが、愛する人に見放されるのは死ぬほど辛い。
まさか心が苦しくなるとは思いませんでしたね。

スポーンのスーツや能力はすごい好きです。
巨大なマントに包まれての空中移動、飛び出る鎖、思い通りに変化し、銃弾を受けても再生する身体。
これらを駆使しての戦いが面白い。
CGが粗いんですが、それが逆にいい味出していましたし、異物感も出ていたんで良かったと思います。

どうやら再映画化企画も少しずつではありますが進行しているらしいです。
これが今の技術で作られるとどうなるのか。
非常に興味がわきました。