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アバターのHAMUのレビュー・感想・評価

アバター(2009年製作の映画)
4.0
未だに世界興行収入一位の映画。続編のウェイオブウォーターを鑑賞するため、改めてディズニープラスで見直しました。当時は画期的な3D映画!ということで盛り上がっていましたが、2Dで見た気がしまします。今回もおうち映画なので2D。つまりこの映画の本領は見れてないわけです....。2ヶ月くらい前にアバターの3D上映やってたよなー。行けばよかったかな..

というわけで2Dアバターの感想なのですが、うーん!普通に面白かった!確かにクソ長いですが、話はシンプルだし映像も綺麗だし!良いんじゃないでしょうか。所々にある、長くて単調な演出も、3D映像を楽しみながらみてたら退屈にはならないのかなーなんて妄想したりします。笑
あと、普通にアクションも上手い!さすがキャメロンと言った感じです。クライマックスにあるナヴィ族vs人間の対決の中で描かれるアクションのスピード感たるや。でかい鳥にギュイーンのって槍ブーーン投げてコックピットにグサッ!!ですよ。(これシリーズ通して何回も見るやつ)。強化ガラス突き刺すとかどんだけ強い槍なんだよ、ヴィブラニウムかよ。
翼竜をつかった空中戦、森を使った地上戦など、いろんなシチュエーションでアクションが楽しめるのも良い。ナヴィ族のスレンダーな感じと滑らかな動きも見てて気持ちよき。
良い工夫でした。

ただ、ナヴィ族にはもう少し「異星人感」が欲しかったとも思いました。確かに怖い顔をして「シャー」と鳴いたり、髪の毛で自然と調和したりと人間との違いも多いですが、彼らの倫理観というか考え方が全く人間と同じというのは如何なものか。これなら地球に住んでる未開拓地に住んでる民族との戦いを描いても成り立ってしまいますよね。ナヴィ族でなくても良いのです。もう少し、ジェイクがナヴィ族に惹かれた理由としてのナヴィ族の魅力、というのが欲しかったと思います。
これだと「パンドラが美しかったから」「ネイティリとイイ感じだから」、人間を捨てた!みたいな、人間ドラマとしては若干薄いかなと。これだけ上映時間があるならもう少し描けたんじゃないかなーと思いました。
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