きん

アバターのきんのレビュー・感想・評価

アバター(2009年製作の映画)
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アバター2を観に行くことになり1を鑑賞。
人間よりも一回り大きくて青い身体をしたアバターの見た目に惹かれず1は見逃していたけれど今まで観ていなかったことに後悔!
初めは受け入れがたかったアバターだが、感情表現が豊かで情に熱く、仲間と団結する姿や信念を貫く様子に心動かされ、後半は感情移入できた。
人間がカプセルに入り遺伝子情報をアバターへ送ることによって、ナヴィ一族のような見た目を手にすることができる。これが14年前に描かれていたことに驚いた。スパイダーマンの生物科学にもゾクゾクしたなぁ。これを機に未来予想が描かれた映画をもっと鑑賞したいなと思った。
「君が見える。」「私もあなたが見える。」
ナヴィ族の娘ネイティリとスカイピープルのジェイクが契りを交わすシーン、森の全動植物達が自然を守るためにナヴィ族を助けるシーン、ネイティリが人間の姿をしたジェイクにキスをするシーンは感動した。
人間が私欲のためにナヴィ族を攻撃し、武力行使により大切な命や築き上げてきた生活が一瞬にして奪われる残酷さが描かれていた。自然や自分と異なる人種を無下にするなというメッセージ性があり自然破壊が進み戦争が長引く今、多くの人に観てほしい作品だと思った。
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