コーネリア

アバターのコーネリアのネタバレレビュー・内容・結末

アバター(2009年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

■ストーリータイプ
『行きて帰りし』

■テーマ
人間のエゴ(自らが正しいと考え、それを押し付ける)
文明の自然破壊
よき伝統の破壊

■プロット
●セットアップ
○オープニングテーマ

○きっかけ
豹に襲われ一人はぐれる。夜のジャングルを一人で。ハイエナの大群に襲われたところ、ヒロインに助けられる。

○悩みのとき
ヒロインに世界について教えをこうが拒絶される。
🔵助け
エイワの精に見初められ、ヒロインに受け入れられる。

◉第1ターニングポイント
部族に迎え入れられ、そこのメンバーになるべく、ヒロインに一から教えてもらうことに。

○お楽しみ
・馬の乗りこなし訓練


・ピンチ
崖から落ちそうになる

◉ミッドポイント
翼(イクラン)を選び、乗りこなす。部族から一人前と認められ、ヒロインと絆を結ぶ。相思相愛に。
【大切なもの】
・翼
・ヒロイン
・部族(家族)
・部族での自然生活

○伏線
幻翼(トルーク:エースの称号)に襲われる。
トルークマクド:太古から5人しかいない英雄の称号にして部族の絶対的リーダーの証。
🔴神話が英雄をつくる
トルークマクドは神話に描かれ、部族はその神話を信じる。そして主人公は神話の中の英雄となり、崇拝される。気持ちいい。(だから神話は伏線として序盤で描かれがち)

○迫りくる影
ボス「任務の報告が少なくなってるぞ」
ボスに任務終了を迫られる。
・ミッドポイントの続き①
一人前、部族の一員の儀式。
・ミッドポイントの続き②
ヒロインと夜、二人で幻想的な景色。イチャイチャ。
結婚相手にお互いに選ぶ。セックス。

○すべてを失って
軍が襲ってきて美しい自然が破壊されていく。
部族は悲しみ涙。部族から裏切り者とされる。
ヒロインの信頼を失い、「仲間ではない!」と見捨てられ縛りあげられる。
軍は「取引に応じないなら力づく」と攻撃開始。家は破壊され、家族は泣き叫び、動物は逃げまどい、部族の象徴であった世界樹が倒木する。人間はそれを見て笑う。
ヒロインの父である部族帳が死ぬ。

○心の闇
軍に捕まり檻に入れられていた主人公たち。

🔵助け
操縦士の助けでログインポイントへ向かう。

◉第2ターニングポイント
部族側と協力し、軍を追い払う。
🔴ストーリーが設定をつくる
軍は追尾するはず
→磁力の渦という設定を作る。
「磁力の渦が強いから追尾されないわ」
→空中に浮いた島をつくる。

○起死回生(ここが気持ちいい)
灰が降る美しかった大地。
そこへ翼がかけつける。
「一か八か賭けなければならない時がある」
→幻翼(トルーク)を狩り、契約を果たす。
太古から六人目の伝説の人となり、部族のもとに戻る。
トルークマクト(絶対王)として部族からの信頼を取り戻す(部族における神話の強さ)。
🔴ストーリーが設定をつくる
マシンを使ったままでは軍に引き抜かれてしまう
→人間の肉体からアバターに完全に移したい
→《エイワのネットワーク》という設定
大地にはエイワというネットワークがあり、それを通じて魂をアバターに移すことができる

○対決
トルークマクドの神話パワーで15部族が主人公のもとに集結。
主人公ら部族は【大切なもの】を守るため、
ボスら悪は【エゴと欲】のため、ぶつかり合う。
動物は神(時空)が作った機械(遺伝子による生存機械)。人間が作った機械(ジャンク)が勝てるわけがない。

○倒す
ヒロインがボスに追い詰められる。主人公参上。ボスを劣勢に追い込むと、ボスは主人公の障害肉体を狙う。主人公が追い詰められ、ヒロインがトドメを打つ。

○ファイナルイメージ
エイワネットークで魂と人格をアバターに移す。
生物的にも部族人となる。
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