たなか

散歩する霊柩車のたなかのレビュー・感想・評価

散歩する霊柩車(1964年製作の映画)
5.0
ぬらーっとした西村晃、春川ますみを軽々飛び越えベッドの上でも飛び回る小男西村晃、コレだけでも楽しめた
疑り深く抜け目ない渥美清もよし、追い詰められしどろもどろになる金子信雄(満点)もよし、太陽族のアランドロンこと岡崎二朗もよし、ちょい役の面々もいちいち味勝負の人たちで全く飽きさせない
山の上ホテルや出来立てほやほやの首都高、空に蜘蛛の巣を貼ったような都電なんかも見れてそこも楽しい
セット撮影を活かした照明の演出で目が要所要所面白くそこもポイント高い
狂言自殺で90分、ここまで転がして転がしてスリリングに、かつ笑わせてもらって良いもん見たなーって気分にさせてもらいました、エンタテイメント◎
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