たなかさんの映画レビュー・感想・評価

たなか

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こんにちはたなかです。

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ソナチネ(1993年製作の映画)

5.0

こんなに青い夜が沖縄にはあるのか?なら行ってみたい

まったく眼の笑ってない武さんがおどけてるのが歪だし、漣さんの恫喝も良い
海辺でのやりとりは基本的に秀逸でエンドロール明けとの対比が刺さる
高橋との
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望郷(1937年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

旧フランス領アルジェリアのカスバを舞台に遠いパリのことを思う作品

ジャンギャバン男前です、スリマンと堂々とやりあうが序盤に言われた通りになってしまった、ニクい
瀕死で戻ったピエロの復讐シーンとエンデ
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雨あがる(1999年製作の映画)

4.8

天皇亡き後の黒澤組作品

自然や景観の美しさがまず良い
で宿屋の大部屋である、貧しい流浪の人たちが長雨で足止めをくらいゴタゴタと寄せ集まるあのカンジ、たまらんですね

振る舞いがとても気持ち良くはある
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点と線(1958年製作の映画)

4.7

志村喬の若者を制しつつのイビりが良いです笑、良い上司

50年代の映画だからなのかは不明ですが画の質感が厚塗りというか軽薄さがない

松本清張モノとしては余り評価される内容ではないみたいですが、なかな
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スリ(掏摸)(1960年製作の映画)

4.3

緊張感はあるしスリの技巧をフォーカスした撮影など面白い点も多いが80分でやりきってるかといわれると話の部分はやや弱く感じた
エンディング、男女の話なんて案外そんなもんだったりするがなんだか釈然としない
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

5.0

カナダの画家モードルイスの半生を描いた作品

邦題しあわせの絵の具ってほんわかなタイトルになっちゃってるけど、そんな生易しい映画でもないかと笑

モードやエベレットに対する世間の目はあまり優しいモノで
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モリのいる場所(2018年製作の映画)

5.0

豊島区の一角に居た熊谷守一の一日を描いた作品
希林さんが亡くなったのもあり観てきました、山崎さんも希林さんとほぼ同期らしく長生きしてほしいなと思ったり

ゆっくりとしていて静かな映画なんですけどばか騒
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サボタージュ(1936年製作の映画)

4.3

一時間弱で映画として成立させるあたりは流石と思いました

こちらの集中力のせいか台詞がイマイチ入ってこなかったんですがヒッチコック的な演出はある程度堪能出来たかと

終盤がね…なんかぐしゃっとしてしま
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女優と詩人(1935年製作の映画)

5.0

タイトルがまず良い

若かりし頃の釜足さんみれるだけでもありがてえ…って感じですが成瀬的喜劇、ここでもやっぱり金の話笑

サイレントの手法をまだ引きずってる所も込みでほのぼのとして良いです
話としては
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影武者(1980年製作の映画)

4.5

冗長に感じてしまう部分が多く感じた、編集により時間をかけることのできた海外版の方が上映時間が短いらしくなんとなく納得

それでもやはり黒澤天皇、画力の説得力は他の追随を許さずオープニングから思わず唸ら
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

4.8

サリーホーキンスにオールデンエアエンライクと良い役者を見抜く才もあるんだなあと

ウディアレンご本人登場しないのでイマイチしっくりこない部分もあったんですがケイトブランシェットの堕ちっぷりは見事

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博奕打ち外伝(1972年製作の映画)

4.9

昭和のスタアは顔面の濃度から何から何までとにかく全てが濃いのでオールスター出演となると、こちらが要求するような出演時間になりようもなくああ!もう退場かよ!となってしまうのが惜しいところですね笑

とは
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男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け(1976年製作の映画)

5.0

冒頭の夢こと茶番には毎度爆笑してしまいがちですが今作も中々の傑作です笑、寅やの面々が次々とあの有名な巨大鮫に…笑

肝心の本編は宇野重吉扮する日本画家と太地喜和子演ずる龍野の芸者とのお話
これもいつも
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恋は緑の風の中(1974年製作の映画)

4.3

原田美枝子のデビュー作で家城巳代治の遺作

十代半ばの暴走気味な無垢さが目に痛いのだが今時分はこんな直球な感性の子供も少ないのかもしれないなと思ったり(それでも何かとオカシイ主人公なんだが)
にしても
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この二人に幸あれ(1957年製作の映画)

5.0

優しい世界を地でいくといいますか、若い夫婦が大人たちに励まされ諭され成長しながら生きていく、そんな時代の作品

三船にほら元気出せよって酒ダバダバ注がれたら元気でるよなと笑
津島恵子が妙に出来た姉であ
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海底軍艦(1963年製作の映画)

4.0

老いても美しい上原謙

郵送で届く脅迫フィルムなどツッコミたくなる要素は多々ありますがイマイチ緊張感に欠ける世界をかけた闘い笑
海底軍艦の僕の考えた最強の戦艦感も強烈です
人物への迫りかたとか意外な手
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ロボコップ(1987年製作の映画)

4.8

自分の古い記憶に親とロボコップのテーマ?を口ずさんだ記憶があるから幼少期に観てると推察したんだが子供には刺激強すぎないか?笑

B級感が大氾濫おこしてますがなかなか楽しめました、不運なマーフィーに幸あ
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渚にて(1959年製作の映画)

5.0

冒頭、50年代にハリウッドで核戦争の話をモチーフとした初の映画ということもあり米国政府や軍からは一切支援が得られず他国(オーストラリアだったかな)からの支援で製作をすることが出来たようでそこへの謝辞が>>続きを読む

(1961年製作の映画)

5.0

構図やら撮影やらにかなりシビレました、かっこいい
会話は多くはないがやりとりが洗練されてました
妙なバランスなんだけど凄くあと引く良い映画でした

チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

冒頭からキッチリブッ飛んでました笑
チャッキーはまさかブードゥー教の賜物だったなんて笑
でもやっぱり動かない筈のモノが動く恐怖ってのはしっかりあって、チープだけどハラハラさせるところもありました
にし
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ゾンビ(1978年製作の映画)

4.6

オープニングシーケンスのセリフが話題作のアレまんまで笑いました
元祖からショッピングモール籠城なんですねーなどやっぱり元祖といわれるだけあって元ネタ満載なんだろうなと感じました
ハマっちゃう人がいるの
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八つ墓村(1996年製作の映画)

4.5

市川崑版ということで
野村芳太郎版をみていたのでどんな違いがあるかなと思っていたんですが、こちらの方が人物は美しかったかなと思いました
いつも通りというか暗がりでの光の入れ方が面白い
若々しいトヨエツ
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やくざの墓場 くちなしの花(1976年製作の映画)

5.0

深作さんの任侠ものはスピーディでキレがあり、かつスタイリッシュで他の任侠ものとはやっぱ一線を画しますね
話の構造も面白く娯楽一辺倒にはならない
いわゆる任侠ものオールスター揃い踏みでしたが、やはり腐敗
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或る夜の出来事(1934年製作の映画)

5.0

古典的な名画である、もちろん大満足

テンポは歯切れよく会話は機知に富み、角笛と共にジェリコの壁は崩れ去る笑

ニューヨークへ向かうバス旅は古畑任三郎がオマージュしてたりするが雰囲気最高です、皆で歌を
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泳ぐひと(1968年製作の映画)

4.0

町山さん解説つきで鑑賞、それでもちょっと難易度高いかな笑
前情報がないと海パンのおっさんが高級住宅地のプールを泳ぎわたるだけの映画に観れなくもない
が内実は社会批判の映画らしく、それを映画本編のみで拾
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神戸国際ギャング(1975年製作の映画)

4.3

健さん&文太さんで大いに期待してしまったか並な印象に笑
健さんの関西弁がなんか板についてない感じがしたり、パーフェクトな健さんじゃない感じがしたからってのもあるかもしれない
健さんは濡れ場カットを望ん
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軽蔑(1963年製作の映画)

4.5

執拗なまでに流れてくるテーマとかわいいブリジットバルドー
当時斜陽化していたヨーロッパ映画界からみたハリウッドへの目線がジェレミーを介して如実に表現されててちょっと笑ってしまいました
フリッツラング監
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トランザム7000(1977年製作の映画)

5.0

これはいい車映画
トラック仲間たちに協力してもらいながら爆走レースを小気味良いカントリーミュージックと共にひた走る
フロッグ(キャリー)とフレッドがキュートでスノーマンとバンディットの二人もイカしたあ
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君よ憤怒の河を渉れ(1976年製作の映画)

4.5

唐突な熊!新宿に馬!とスケールがでかいんだか小さいんだか分からなくなる映画でした笑
健さんと原田芳雄が抜群にかっこいいですね~、あのモミアゲよ笑
倍賞さん(妹)や大和田さんだったりがちょい役でてるので
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シンプルメン(1992年製作の映画)

5.0

地味ーにyolatengoが流れてたり唐突なダンスシーンがsonic youthだったり、トラストミーもそうだったけど音楽が秀逸というか好みどんずば

セリフもなかなか洒落てるし、登場キャラも皆どこか
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誰も知らない(2004年製作の映画)

5.0

日本映画専門チャンネル、万引き家族公開記念是枝監督初期作特集にて

1988年に実際に起きた事件を題材にした劇映画
柳楽くんが今作でカンヌの少主演男優賞を最年少で取っていて話題作というのもあり、情報が
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東京の恋人(1952年製作の映画)

5.0

三船が山の手にボロ屋で一人住んでるだけでもいとおしいのだが、終盤の原節子の苛立ちもなんだか個人的にグッときました
珍しくよく振り回される三船(蝶ネクタイにダブルのスーツもなんなく馴染ませる男前よ)です
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吹けよ春風(1953年製作の映画)

5.0

オープニング見逃してしまったが、まず三船の語り声が若く少し辿々しくて(どこかはにかんでいるようにすら感じる)まずそこにびっくり
話が一々しみじみとしてて終始ニヤついていた
黒澤が脚本に絡んでいることも
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婚約指輪(1950年製作の映画)

4.0

話がなかなかシンドイし観客をいかに田中絹代と三船萌えさせるか、みたいな演出が多い
というか三船が基本的に哀れで不憫で、でも運命に見事に従順で笑ってしまった(最後の頼みさえおもいっきり拒絶されても爽やか
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下町(1957年製作の映画)

5.0

新文芸座、三船特集にて

山田五十鈴の演技がめちゃ光ってました(実年齢40歳で30歳の役、なかなか色っぽくて◎)
肝心の三船はやっぱり無敵の三船なんですが三船もやっぱり男なのねという珍しいシーンが、そ
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男はつらいよ 葛飾立志篇(1975年製作の映画)

5.0

小ネタが効いてますが変わり者の教授小林桂樹がなんといっても好きなんです
氏曰うのくだりがナイス
終盤寅さんが出ていくときのおいちゃんの何も言わない演技が絶妙
エンディングの富士山に向かっていく様に船出
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