すぽんじ

暗殺の森のすぽんじのレビュー・感想・評価

暗殺の森(1970年製作の映画)
3.0
【心は、幼いあの日のままで】

1928〜1943@イタリア
アマプラ上レイティング16+。
下から舐めるようなアングルの巻き上がる落ち葉、外の景色でお色直ししまくりな汽車内…街中の何気ない鉄柵、葡萄モチーフが可愛いステンドグラスのランプシェード、ドレスアップした女性陣のファッションにヘアメイク。
撮影ビットリオ・ストラーロの映像が凄まじい。

…同監督の『暗殺のオペラ』(すぽ評2.6)に似たレビューになりそうだ(¯―¯٥)
でもオープニングテロップのフォントからお洒落が約束されているかのような世界観。どのシーンもポストカードや壁紙にしたくなる!…ただ話は多分ほとんど理解出来てない笑(¯―¯٥)
依存狂★多頭飼育崩壊母の息子・優柔不断★風見鶏男の話に見えた…(´;ω;`)

ꪔ̤̮ 初耳コーナー ꪔ̤̥‎
ヒマシ油の拷問=イタリアのムッソリーニ率いるファシスト党は自白を強要するために大量のヒマシ油(緩下作用あり)を飲ませる拷問を行った。下痢によって死亡したものもいると言われる
終油の秘跡=キリスト教のカトリックで、まだ病人の意識があるうちに神父によって行われる臨終での儀式のこと。昔は臨終を迎える病人に向けて行われていたが、現代では重病人に向けても行われるため「病人塗油の秘跡」とよばれる

2024/04/13Amazon Prime Video*字幕