暗殺の森の作品情報・感想・評価

「暗殺の森」に投稿された感想・評価

再見。昔、ベルトルッチがインタビューかなんかで「この映画でゴダールを殺した」って言ってるのを読んで、「おっさん、何言ってますのん」と思ったが、久しぶりに観て少し腑に落ちた。
そんなことより、映画の歴史を網羅するかのような徹底的に技術を駆使したストラーロの映像がまあ凄い。

@新文芸坐 DCP
これは2回観ないとわかんない。
から2回観た。
2回目は途中まで。
biya

biyaの感想・評価

4.0
陰影が良い。話あんまりわからんかったけどファシストがファシズム崩壊までの話。マリアの出現の瞬間、オーケストラが一瞬盛り上がるから、惚れるとかこの人がキーマンと分かりやすくなる。
人物の来たり戻ったりに合わせる・各場所で護衛で終わるようなドリーショットが良い。踊りシーンと盲目キャラ、最初の殺人ドリー。冬の森。
カッコいい。独自性への指向が見える。光に色があるように、影にも色や濃淡があるのがよくわかる。とにかく美しいカットばかりだった。
個人の歴史と政治を切り離すことはできない。マルチェッロは性という極私的なテリトリーを政治活動によって昇華しようとしているのだろうか?最後の叫びは、彼自身に向けた怒りと悲しみのようだった。
イシ

イシの感想・評価

3.7
高校生の時みてめっちゃかっこよ~、って思った映画
いまみたらちょっとイキってんな~って思うし、ベルトルッチは「1900年」とか「ラストエンペラー」とかイタリアぽい?壮大な方が好きやなと思うんやけど、でもこの映画もまだ好き
それは芸術的作品だった。計算しつくされたカメラワークと映像美。二人の対照的な美女が官能の世界に誘う。
ダンスのシーンは特に素晴らしいと誰もが絶賛するので、上等なステップを期待していたら、そうではなかった。
官能的な二人の美女の圧倒的な存在感!…これがあの有名なシーンなのか。
映像美。自分を持っていないからこそ「普通」になりたがるマルチェロの危うさ……。最後のシーン、余りにも醜すぎて観るのが辛かった。
久々に今作を。この所フランス映画が多く、合作映画とはいえど、ほぼ全編イタリア語映画に魅了された。
主役は、ジャン・ルイ。最新の競演2人のダンスシーンのジャケは、少々苦言を呈したい。
でもドミニク・サンダーとサンドレッリの両輪の天秤関係が素晴らしいから、今作が魅力的に仕上がっていると思う❣️
特にサンドレッリ好きの私は、陽気で華やか過ぎるノリに賞賛。しかしラストには芯のある女性だと触れよう。
物語は、多感な過去を持つのジャン・ルイがイタリアファシストの秘密警察に、サンドレッリと結婚する所から始まる。
彼に上からの指令を遂行しようとするが。
舞台はパリに。
ラストのクライマックスには胸を打つ。
(フランスにジャン・ルイが戻るとホッとする。)
時代設定に山谷がなく、分かりやすい秀作を、今監督が撮った。
※さてクレモンティは何処に出ていたのだろうか?
Len

Lenの感想・評価

4.6

歴史の背景をリアルと独特な世界観で作品を作らせたらベルナルド・ベルトリッチ監督は凄いですね。

その歴史を勉強して詳しいわけでもありませんから、当時の社会がどのような現象だったのか知りませんが、歪んだものが生まれるリアルな環境の演出が繊細。

冬の夜に食事をしながら観るといい。
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