オリジナル脚本による監督・製作も兼ねたパーソナルな映画ながら、本作でパルム・ドールを獲ってしまう、コッポラの才能が爆裂している頃の才気漲るパーフェクトな1本💯
いつみても、オープニングからとにかくカッコイイし、ラストは痺れる。
地味で静かに緊張が続く、盗聴のプロ中のプロを描く、ひたすら渋い作品。
ジーン・ハックマンが醸し出す孤独感が最高に素晴らしく、女との付き合い方、距離感が絶妙。
対象的に家でひとりサックスをプレイするときの表情。
信心深いキリスト教徒でもあり、生き様が職業にも現れていて、人と深く交わることができない、孤独な男を体現している。
音をテーマにした映画なので、サックスの音色がいいし、劇中で流れるジャズのレコードもしっくりくる。
また、映画のスコアは、コッポラの義理の弟、デヴィッド・シャイア。
主人公の孤独感と不安感をああられる、効果的なサウンド。
ジョン・カザール、ロバート・デュバルといったコッポラ組に加えて、若きハリソン・フォードが輝いている。
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