影千代

カンバセーション…盗聴…の影千代のレビュー・感想・評価

カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)
3.3
23094
映画として完成度の高い作品だとは思うし、計算された全体のトーンや緊張感、さらにラストの展開も優れたものだと思う。
盗聴というモチーフと、ジャズやサックスの音色との対称も効いている。さらに盗聴屋の主人公が割と敬虔なカトリックである点、神の沈黙とサックスの音色など、表現として練られてるなぁという印象。
ただ、前半は何やってんのかいまいちわからんし、主人公が闇抱えて寡黙すぎて、好きかというとそうでもない。
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