せいけ

流れるのせいけのレビュー・感想・評価

流れる(1956年製作の映画)
4.7
豪華キャストの演技アンサンブルがとてつもなく素晴らしい
クライマックスの背筋が凍るような会話が観れるだけでも価値がある
女性たちのピリピリした緊張感が極度に達したことも相まって色んな感情が湧き出てきた
物語としては大きな出来事は少なめだけど、芸者という仕事の厳しい裏側、衰退しながらもなんとか踏み止まる苦いお話
それぞれの立場の悩みもあり、計算され尽くした演出も見事