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トータル・リコールのIdeonのレビュー・感想・評価

トータル・リコール(1990年製作の映画)
3.5
ダグラス・クエイドは火星で死にそうになる悪夢を繰り返し見るようになった。火星への興味が尽きないクエイドは、リコール社に出かけヴァーチャル旅行に出かけようとする。ところが、催眠がかかると異常が発生、記憶の一部が戻ったクエイドは謎の男たちに追われる身となる。火星に戻ったクエイドは、酸素発生リアクターを巡って支配者コーヘイゲンと対立する…というお話。
CGがなかった90年代にミニチュアと特殊メイクと光学合成の粋を尽くして作られた名編。下手なCGよりインパクトのある見事な特撮に目を奪われる。ポール・バーホーベン監督のどぎつい演出で、見せ場の連続のSFアクションの傑作となった。人類が火星に進出している未来の話にもかかわらず、ファッションはバブル期そのものというのはご愛嬌。
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