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トータル・リコールのdionemishのネタバレレビュー・内容・結末

トータル・リコール(1990年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

シュワちゃん主演のSF大作。

舞台は近未来で、そこでは宇宙旅行に行く代わりに宇宙旅行に行った記憶を客に植え付けるビジネスが登場している。という話からもうワクワク。
肉体はそのままに記憶がまるごと入れ替わったら、もはやそれは別の人物なのでは?今見ている世界が誰かが捏造した記憶の中の世界だとしたら?みたいな哲学的な問いがテーマの一つで「マトリックスみたいでおもろ」と思ってたら赤いピルが出てきて「マトリックスじゃん!!」となった笑

モニターが明らかにブラウン管だったり、タクシーのロボット運転手が遊園地の乗り物にありそうな作りだったり、全体的に近未来の世界観が妙にキッチュ
同じフィリップKディック原作で今作は90年公開、ブレードランナーは82年公開ということを考えるとブレードランナーがいかに凄い映画だったかがよく分かる。

2○年前に「ロボコップ」「スターシップトルーパーズ」が地上波で放送されそれを偶然目にしたことで、その残酷な暴力描写で見事に幼少期の自分にトラウマを植え付けたポールバーホーベン監督制作。今作でもやはりトラウマ級のシーンたくさんだったので大人になってから観れてよかった。笑

途中まで面白かったけど、後半は同じような戦いが続いてちょっと飽きてしまった
窒息寸前で本当に目が飛び出しそうになったり、女装したり、鼻に異物を突っ込んだり体を張ったシュワちゃんが楽しめる笑
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