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ザ・クレイジーズ 細菌兵器の恐怖のJeffreyのレビュー・感想・評価

2.5
‪「ザ・クレイジーズ/細菌兵器の恐怖」

‪ 一昔前にスティングレイからDVDが発売されるも、廃盤になったゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロ監督の「ザ・クレイジーズ」がまさかのキングレコードからBD化され届く。夏のホラー秘宝祭りで上映していたから、もしや発売するかと思ったら案の定…嬉しい限りだ。久々に見返す…。

冒頭、とある夜の一軒家。2人の子供、父親が家に火をつける。母の死体、炎上する家屋、異様なガスマスク、病院、軍、感染、封鎖された町。今、気狂いになった住民らとの決死の闘いが始まる…本作はジョージ・A・ロメロ監督が73年に放った細菌パニックホラーの怪作で、この度BD化され再鑑賞したが画質が綺麗になってたし、やはり面白い。大抵はリメイク版を見てる人が多いが本家本元も観てほしい。ロメロの演出、役者の芝居は良い。‬さて、物語は米国の田舎町で突如主人が発狂して妻を殺す。放火までし、 連行される住人たち。どうやら町に伝染病が発生したらしい。政府はこのことを隠し大佐を発見し町を封鎖する。やがて…とこんな感じなんだが、やはりロメロは自主制作の天才だわ。地味ながらに死ぬ人がわんさか出るのは笑えるし、引き込まれる。‪ゾンビが現れるのではなく、感染して発狂する人々が代わりに出てくるのも面白いし、権力者による弾圧構造が分かり易い…‬ ‬
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