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お茶漬の味のGOFEETのレビュー・感想・評価

お茶漬の味(1952年製作の映画)
3.5
TVドラマ「阿修羅のごとく」での印象が強烈だった佐分利信が渋くて参りました。
木暮実千代さまは相変わらず素晴らしい。
鶴田浩二は若すぎてまったくいいところなし。
対して、若き日の津島恵子の可愛らしこと。
当たり前といえば当たり前なのだが、上原葉子が加山雄三そっくり過ぎて可笑しい。

この作品、小津本人はどう思っているかというと、「ぼくは女の眼から見た男、顔形がどうだとか、趣味がいいとか言う以外に、男には男の良さがあるということを出したかった。しかしあまり出来のいい作品ではなかった。」(「小津安二郎 自作を語る」キネマ旬報増刊 小津安二郎〈人と芸術〉1964年2月号)とのこと。

個人的にはずいぶんと長い間〈お茶漬け〉って食べてないことに気づきました。
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