小津 安二郎監督の、初期の作品。
倦怠期を迎えた、
ある夫婦の物語。
互いが好きで一緒になった筈なのに、
互いの色々なところが気になってしまい、
2人の会話が噛み合わないまま、
時間がゆっくりと…
人間の美醜が日常の中でこうもうまく描かれるとは。
泣こうとしてるのではなく、一瞬の言葉遣いで、自然とポロリと涙が流れる映画はいい映画であると思っている。あまり普段は映画で泣かないが、茂吉の、「君と僕…
佐分利信、木暮実千代
津島恵子、内堀通り、ジャン・マレー、ノンちゃん雲に乗る、西銀座、PX、服部時計店(和光)、淡島千景、歌舞伎座、市川海老蔵、修善寺、鶴田浩二、麒麟麦酒、CPS(Consumer …
小津安二郎の他の作品と比べると少し説教くさく感じるのと、最終的に良い話では片付けられなかったな。
奥さん、本当に何かが分からなかったとか、最後に何か気づいたとかではなく、ただの機嫌の不安定な人に思…
カメラが、奥行き方向に動くのが何回かあったのが印象的だった。
躍動感とか臨場感につながるというほどのアグレッシブさはない動きだけど、どういう狙いがあったんだろうと、気になった。
ストーリー的には、…
実に人間って面白おかしいもんだなと思わされた。
京子の人間性の、清廉潔白でもなく妙に嫌味ったらしい感じがとても解像度高い。
夫に嘘や隠し事をするのが常習だった京子だが、そんな彼女だからこそ夫のこと…
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