恋人関係と夫婦関係の違いってこの作品に詰まってるんだろうなぁと思った。
夜な夜なお茶漬けを食べるシーン、あんな素晴らしいものが70年も前に撮られていたのが凄すぎる。
やっぱり小津作品はショットがカ…
鯉に餌をやりその餌を食べきれない様子を見て夫の鈍感さんという呼び名を呼びかけるシーンがとても印象的。お見合い抜け出して競輪にパチンコにと、お見合いしたくないと駄々こねるせっちゃんも含め女性の生き生き…
>>続きを読む「麦秋」と「東京物語」に挟まれた形で
公開され、一見地味で目立たないけれど、
夫婦間の実に微妙で繊細な心情を
監督ならではの視点で切り取り、
巧みに描写した素晴らしい作品だった。
“インティメイト…
嫌がるものを結婚させて、俺たちのようなもう一組ができるだけじゃないか
この言葉を妻に向かって放った後の、茂吉の顔がしばらく忘れられないと思う
なんて切ない表情をしてるの…
他人=自分とは価…
展開云々は差し置いて、良家出身の働かないし家事もしない暇をもて余した女の日常が見たければ小津はもってこいですね。こうやって気持ちに折り合いを着けてやっていくしかないし、それで悪くないと思える
谷崎…
映画は、地方出身の夫と上流階級出身の妻の間で起こるすれ違いと、その後の展開を描いている。夫は質素な生活を好み、妻は裕福な家庭に育ったため、2人の価値観には違いがある。映画は、昭和20年代の庶民の生活…
>>続きを読む「無理にお見合い結婚させたって、僕らみたいな夫婦がもう一組できるだけじゃないか」
自分たちの家に身寄りを寄せた姪っ子をお見合い結婚させようと画策する夫婦だが、姪っ子の方は、恋愛結婚をしたいと言って…
ラストを見るためにこの100分を観ていたのかもしれない。
そんな風に思える映画は少ないし、あれば生涯観続けるのやも。
何でも優しく受け止めてくれる夫が、何故そうなのか。
2人で家政婦を起こさない様気…
松竹株式会社