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お茶漬の味のprasticのレビュー・感想・評価

お茶漬の味(1952年製作の映画)
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ながら観なので映像についてとセリフについてだけメモ

・「お茶漬けの味なんだ。夫婦はこのお茶漬けの味なんだよ。」
『寝ても覚めても』の下手な関西弁は小津映画のセリフの独特なイントネーションにもルーツがあるのだろうか。棒読みとも違う微妙な抑揚。

・時折水平垂直が綺麗すぎて人物が合成のように見える。実際の日本家屋はこんなに水平出てないと思うけど、西洋的な線遠近法の世界観ではなく日本という特定の国籍性を思い浮かべられるのが不思議だ。日本家屋(建築)と水平垂直性の関係にはいつも不思議な気持ちにさせられる。
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