MayaSuzuki

お茶漬の味のMayaSuzukiのレビュー・感想・評価

お茶漬の味(1952年製作の映画)
4.4
カメラが、奥行き方向に動くのが何回かあったのが印象的だった。
躍動感とか臨場感につながるというほどのアグレッシブさはない動きだけど、どういう狙いがあったんだろうと、気になった。

ストーリー的には、夫婦においても育ちが違うと感覚も違うし、そこにイライラすることもあるだろうけど、それでもどこかしらお互いを尊重してやっていけたらいいよね、それさえあればきっと仲良くやっていけるよねと、普通に思う。

そしてもう今更言うまでもないけど、ここでも当然のように美しいショットが入るので、好き。

最後の方の奥さんの顔が一瞬すごく怖かったのがちょっと不穏だけど。あれはなんだったのだろう…
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