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お茶漬の味のdubstronicaのレビュー・感想・評価

お茶漬の味(1952年製作の映画)
4.0
朴訥な夫とお嬢な妻のコントラストはたまらないし、日常から小さな事件をキッカケにうまれるすれ違いや溝の深さも、少ない言葉数ながら観ていて音には無いため息が聞こえてきそうで本当にツラい。
終盤、偶然に夜食を共にする事になり準備をはじめる二人がたまらなく愛おしいし、テーブルを挟んだ二人にキュンとせずにいられない。
お茶漬けの味だよ、と言うけれど、その言葉すらもいらないくらい通じるものがあるなぁ。
なんてドラマチックな映画なんだろう!
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