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バーディのnossaのネタバレレビュー・内容・結末

バーディ(1984年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

アラン・パーカー監督作。
鳥になりたいと夢想する繊細なバーディーと、親友のアル。ベトナムで心に、体にそれぞれ深い傷を負った二人の現在と過去が交互に語られ、明かされていく。

マシュー・モディーンと、まだ髪がフサフサなニコラス・ケイジが、二人の絆を繊細に演じていて、目が離せず胸を締め付ける。今ならBL映画と捉える人もあるかも。あの頃のニコラス・ケイジは本当に素晴らしい。(「赤ちゃん泥棒」、「ワイルド・アット・ハート」とか。)

陰鬱で色彩を感じさせない現在の病院のシーンと、青春時代の鮮やかな過去のシーンの対比が素晴らしく、回想が現在に近づくにつれて映像が色褪せていくのも切ない。

ピーター・ガブリエルの音楽も、映像と素晴らしいコラボレーション。

映画にもなった往年のヒット曲「ラ・バンバ」の使われ方も最高で、あのラストシーンの後に流れてきた時、何か少し救われたように感じました。
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