このレビューはネタバレを含みます
恥ずかしながらマケドニアという国を初めて知った。
タイムリーに人種、宗教間における争いに日々心を痛めてたので、国が変わろうと時代が変わろうと、その類の争いが無くなることはないのだなと思った。そして無くなることのない事実をループで表しているのが素晴らしかった。緻密な伏線ありきで完璧。
第3章まで見なければ、タイトルの意味すら分からない。
ロンドンにいる時は衝動的で勢い溢れる人物に見えていたフォトグラファーが、帰省した瞬間、都会人に見えたのも驚き。そこが起点だったのか。
第1章の時代が分からない雰囲気も美しかった
第2章からスタートして連続で二周してみたい