みあね

パーフェクト ストームのみあねのネタバレレビュー・内容・結末

パーフェクト ストーム(2000年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

最悪の天災に立ち向かった男達の、実話を基に創られた作品。

1991年9月、アメリカ・マサチューセッツ州グロスターに帰港したメカジキ漁船“アンドレア・ゲイル号”は度重なる漁獲量低下に悩んでいた。
そして船長の“ビリー”は遠方まで赴く事を決意する。帰港して2日後の出航となった。
船長と乗組員、合わせて6名が今、希望を胸に大海原へと旅立つ…

1991年10月28日〜11月4日まで、実際に起きた災害を基に創られている。
10月25日に形成されたハリケーン“グレイス”とセーブル島の嵐、カナダ付近の強い寒冷前線という最悪の組み合わせが完成し、今作の様な状況へと陥った。
ただ今作は全員が亡くなっている事から、途中からはフィクションとなっている。
そしてこれらは船員目線で描かれているが、救助隊員達はたまったもんじゃないのが事実。
大金に目が眩んだ者達を任務として救出に向かい、命を落とす…冗談ではない。(船長はハリケーンの存在を認知していた)

が、初めて今作を観た時の自分は幼く、船員達がとても勇敢で“カッコいい男達”と映った。
しかし月日が流れ、広い視野を得ると何とも判断し難い作品となってしまった…
色々調べてみたが専門的な話はチンプンカンプン(笑)だったので今回は省こうと思う。

“勇敢”と“無謀”は紙一重とだけ…

ファーストインパクトが強かった為、今でも好きな作品ではある。
自分がディザスター映画が好きになった原点でもある作品なのでポイントは高めにしている。
サリー役の“ウィリアム・フィクナー”が地味に好き(*´ω`*)1番は“ジョージ・クルーニー”だけど。笑

字幕版
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