災厄・パーフェクトストーム
ストーリー
1991年、ある漁師たちに降りかかった大嵐"グレイス"。彼らの運命を実話に沿って描いてゆく。ビル10階分に相当する巨大な波のうねり、暴風・豪雨に荒れ狂うハリケーンが襲いかかる。
主演 ジョージ・クルーニー
監督 ヴォルフガング・ペーターゼン
予想以上に面白かった。
実話ベースらしいが、私は最初からアクション映画だと思って拝見。ジョージクルーニーにリアルを求めてはいけない。
自然災害系で上位で好きかも。
ちゃんとアクション。
ほぼアクション。
現実性はないかも知れないが、私は泣いた。
乗組員とその家族の物語は大規模な自然の連鎖によって生まれた複数の厄災"パーフェクトストーム"の前になす術もなし。
乗組員や家族への感情移入とまるで自分が乗船している感覚になる。
海に出るまで30分かかり、その間荒めのキャラクター紹介や街の設定などがわかるが、そこからのテンポは常に良し。
THE男が己の選択を信じて突き進む生き様に「こんな人たちが知り合いにいるのだろうか？」と交わることのない人々への想いで一杯になる。
キャストもかなり豪華でこのメンツで漁にでれたら最高だろうな。当時どんな撮影手法だったのか気になる。かなり大変そうに見える。
驚きはどっかで見た事あるチョイ役の女性。どこだっけな？と考えてみたらまさかのカレンアレン！インディージョーンズの恋人役。
こんなサプライズもあるから楽しい。
監督のUボートはまだ未見なのでとても気になってきた。
