ねこのみかた

赤ちゃん泥棒のねこのみかたのネタバレレビュー・内容・結末

赤ちゃん泥棒(1987年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

つまらないこともないけど、さほど面白いとも思わなかった。

ドタバタコメディタッチなんだけど、ただバタバタとうるさいだけで面白さにかける。
俳優の演技のせいなのかなぁ?
それとも主人公の夫婦が比較的まともな設定になってるからなのか…?

主人公をまともな人物像にするならもう少し真面目路線を貫けばいい気がするし、ドタバタコメディを目指すならもっとキャラクターがぶっ飛んでいたほうがよかったんじゃないかと思う。

主人公の二人に比べて、脱獄犯の二人や会社の上司の人物設定があまりにもギャップがありすぎる感じがして、違和感すらおぼえたし、ハーレーの悪漢の存在もイマイチ意味がわからなかった。

ラストも赤ちゃんの実父が、子どもを盗んだ夫婦を簡単に許して説教めいたことまで言ってたけど、あの実父もけっこうぶっ飛び系のキャラ設定だったはずなのに、ラスト急にまともなことを言い出したのがすごく違和感を感じたし、こういう一貫性がないところが中途半端な印象になってしまったのは否めない。