赤ちゃん泥棒の作品情報・感想・評価

「赤ちゃん泥棒」に投稿された感想・評価

あれ?これニコラス・ケイジの中でも割とトップクラスに良いんじゃないか…。
なんという愛すべきバカ、適当過ぎるボサボサの髪形(髪があるんだぜ?)と佇まいといい、あと単純に顔とかこの役に対して完璧でしょうこれ。
それにしてもこの頃のホリー・ハンターのチビ可愛らしさは何かな?タイプかな?


内容はタイトル通り新婚の夫婦が他の家から赤ちゃんを泥棒してしまう話なんだけど、スラップスティックに繰り広げられるドタバタを笑って観てたら終盤は幸せの形についてもうっかり考えさせられちゃったりもして、珍しくなかなか良い気分で観終われた。
これはねえ、やっぱある程度若くないと作れない。
同じユーモアセンスだとしても今のコーエン兄弟じゃあこうは作れない、いや作らない、そういう作品として凄い楽しめた。
がい

がいの感想・評価

3.5
紙の帽子をかぶって黄色い制服着用のコンビニ店員とかカーラー巻いたまま買い物に来てるスーパーのオバちゃんとか
この感じが大好き
人を誘拐するのが大好きなコーエン兄弟のデビュー2作目。制作費も増えてもう少し一般向けに作ろうということでチョイスした売れるキーワードが「赤ちゃん・ハーレー・爆発」。赤ちゃん以外は共感しにくい気もするがそこはさすがのU.S.A!

-あらすじ-
不妊に悩む夫婦はある日、富豪の家に産まれた五つ子の1人を誘拐し自分の子として育てる計画を立てた。しかし犯罪癖の抜けない旦那はオムツをついつい強盗をしては警官に追われ、脱獄してきた2人組の兄弟に居座られ、更には謎のバイカーに命を狙われることに。赤ちゃん争奪戦を制する者は誰だ?

【見どころ1:とりあえず赤ちゃんが可愛い】
どこが一般受けなのかさっぱりな奇想天外ドタバタ犯罪コメディだが、ネイサンJr君がとにかく天使なのでオススメ。「とにかくハイハイできる子」を条件に300人の赤ちゃんがオーディションを受け、撮影中に初めて歩けるようになった子は残念ながらクビ。選ばれた子は生後8ヶ月だったがどんどん成長していくので赤ちゃんパートは2ヶ月で撮影された。のちに自身も子供をもうけた弟イーサン(短髪)は語る。「いやー自分の子だったらあんな撮影はさせないねぇーハハハ」
そんな無責任体制の元、ネイサンJr君は車の屋根や道端に放置されたりと散々な目に遭うのだが、彼は傷ひとつ負わないでニコニコしている。これはキリスト、つまり神の子の象徴であることを示してある。ではそんな神の子を泥棒する人々とはいったい何者なのか⁈

【見どころ2:主人公はアダムとイヴ】
実はデビュー作『ブラッドシンプル』と同様、本作も主人公は「アダムとイヴ」がモチーフになっている。
まずは堕落したコソ泥の夫ハイの本名。
「H.I.Mcdunnogh」は暗号で、
「He Is adaM©︎ dont know」つまり
「神が複製権を持つアダム 知らんがな」
となる。
ほんまに知らんがな‼︎笑
妻のエドは本名EDWINA。略してEWA。これはポーランド語でイヴのこと。
禁断の果実を盗んだことで神の怒りを買い楽園を追われたアダムとイヴには長らく子ができなかった。実は兄ジョエル・コーエン(長髪)とフランシス・マクドーマンド(エドのママ友役で出演)夫妻も本作の数年後に養子を迎えていることから当時は不妊で悩んでいたと考えられ、ジョエル自身の心境が作品に反映されていると推測できる。

【見どころ3:赤ちゃん泥棒の本当の意味】
ポイントは赤ちゃん泥棒が「過越祭の前日」に実行されたこと。ユダヤ教の三代祭りのひとつ「過越祭」は、モーセらイスラエルの民を虐げていたエジプトに対し神が「全ての初子を撃つ」という災いを臨ませた聖書の故事(出エジプト記)にちなみ、4月上旬に日本でいう正月のようなお祝いをする。
つまり「楽園を追放された当てつけに神の大事な子を神の見ていないうちに盗む」という、コーエン兄弟お得意の全く伝わらないジョークなのだ。

しかしアダムはその後130歳でめでたく息子セトを授かり、たくさんの子孫に囲まれて930歳(!)まで生きたとされている。つまり本作は「焦らずとも頑張れば幸せは訪れる」というコーエン作品の中では珍しくほっこりできる作品でした。

参考図書:「すべてはブラッドシンプルから始まった」
yukkafilm

yukkafilmの感想・評価

4.1
コーエン兄弟二作目のぶっとびコメディ。テンポよく、そして時々シュールな笑いを誘う楽しい映画。真面目だけどなんか変な人とか普通そうに見える隠れ狂人みたいな人を面白く描くのが本当にうまいな。

ニコラスケイジはどハマりだけど、ホリーハンターってなんかシリアスなイメージしかなかったから、コメディエンヌ意外性があってよかった。

ちょい役ながらフランシスマクドーマンがめっちゃ存在感あった。
昔観てたー。
ニコラスケイジのこういう系は当たりと思ってたけど、ちょっと肩透かし。
夫婦の愛情は伝わってきたよ。
ファンキー★
お話の展開はそれなりに面白かったが、コメディ路線が全然おもんない。派手なリアクションとかいらなかったのでは。。。
そのかわり、子供の悪さとか追いかけっこのシーンとか、面白い構成だと思う。
ただ、子供って不思議なもので、人間の赤ちゃんに対する本能って無茶無茶可愛いのと見ただけでイラっとするのと実は一心同体だったりする。子供の演技が実は一番の見どころではなかったかという感じがする。
刑務所に出たり入ったりの一連の繰り返しはコーエン節だと思う
赤ちゃんがフードを被る仕草とか、とにかくいるだけでかわいい笑
5つ子ちゃんが四方に散るシーンはたまらん笑
道路の置き去りのシーンとかコメディ色が強くて好き
yamashit

yamashitの感想・評価

3.0
自分が観たコーエン兄弟の作品の中でも、あまり記憶に残ってない作品です。。。
Uknow

Uknowの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

 強盗犯のハイ・マクダノーと警官エドは刑務所で出会い、恋に落ち結婚した。幸せな二人が次に望むのは二人の愛の証。しかし、エドは不妊症だった!それじゃあ養子をと思えば夫は前科者、養子もダメだった。
 子供を待望していたエドは辞職するほど落ち込む。失意の中テレビに映ったのは5つ子のニュース。これじゃあ不公平じゃないかと二人は子供を誘拐する👨👶👩
 やったね家族が増えたよ!だけど、刑務所時代の知り合いが脱獄して訪ねてきたり、追いかけられる悪夢を見たり、銀行強盗を持ちかけられたり、知り合い夫婦から誘拐をネタに子供をよこせと言われたり、友人たちにもバレて子供が誘拐されちゃって…😱💦
 赤ん坊はキャベツから出てこないし、コウノトリが運んでもこない!子育てってなんて大変!!ハチャメチャコメディ🔥🏍🔥

夫は前科がありますけど…
家内は二回も表彰を受けた警官だよ
平均してくれ

825までいったらまた0へ

・エド(エドウィナ)の下睫毛が魅力的
・刑務所に逆戻りした時にきていた瑠璃色の生地に瓶が横向きに並んでるシャツ好き
・脱獄シーンドロドロでこっちが苦しくなる
・ポマード塗りたくるより先にすることあるだろ(着替えとか)笑笑
・ゴーストライダー的おっさんは一体なんなんだ…うさぎさんとかトカゲさんとかお花をバンしてもなんか怖いっていうかめちゃくちゃだなこいつとしか思えないゾ
・子守唄が怖い
・グレン突然のスワッピング提案何考えてんだw
・ビール飲みながらケンタキー食べたくなる
・レナードめっちゃ鼻つまんだみたいな声してる
・おむつといい赤ん坊×2といいよく落とす映画だなあ
・マンハンター完全に子供を保育園に送るママチャリスタイル
・父さんかっこよく決めているとこ悪いけど窓を塞いでから寝てください

 ニコラスケイジに毛がある(今もある)
 なんだろうイタリアンとかメキシカンなしつこめの濃さだと思ったら、父上がイタリア系なのね~納得
 ちなみに本名はニコラス・キム・コッポラ。コッポラは“帽子を作る人”という意味がある。
始まって終わるまでずーっと面白い。なんて素晴らしい脚本。
特に中盤手前のオムツのくだりが本当に素晴らしい。マクガフィンのお手本のようなシーン。
やっぱニコラス・ケイジって最高だね。ホリー・ハンター綺麗だねー。ジョン・グッドマンもフランシス・マクドーマンドも超面白い。
撮影のバリー・ソネンフェルドってメン・イン・ブラックシリーズの監督ね!!撮影監督から監督になって大成した人って他に誰がいる?珍しい気がする。あんまり知らない。
前提はすっごく切ない話で最初も最後も泣きそうになっちゃうんだけど、同時に超笑える最高のエンターテイメントでした。
>|