リボウスキ

赤ちゃん泥棒のリボウスキのレビュー・感想・評価

赤ちゃん泥棒(1987年製作の映画)
3.8
まず邦題がダサい。
「ミニミニ大作戦」と比肩するダサ邦題の称号を与えたくなるほど。
ちなみに自分の中のキング・オブ・カッコいい邦題は「あるいは裏切りという名の犬」だ。
そんな事はどうでもいいが、とても面白い映画だった。
散々貶した邦題通り赤ちゃん泥棒の夫婦の話だが、コーエン兄弟らしいユーモア満載で楽しい。
相変わらず登場人物が個性的でぶっ飛んでる。
ニコラス・ケイジは「ワイルド・アット・ハート」で演じた主人公並みにバカッコいい。
ジョン・グッドマンのウザ面白い演技はもはや芸術の域。
散々ハイテンションで楽しませといて、最後は少しホロリとさせてくれる素敵な映画だった。
安定のコーエン作品。