この監督の作品。正直相性が悪いのですが今作は面白かったです。
マイノリティのお話かな。
人間界に溶け込もうとする雪と、あるべき状態を目指す雨。
それを軸に、結果的に連れ子になってしまった子。
田舎生活の老人。
田舎生活の若者。
色んな視点と立ち位置が存在している。
現代社会の複雑さと混沌さを絶滅したオオカミを表現の根源にしている。
ホントこの人は表現方法があらゆる視点で上手ですね。
母上の器が大き過ぎて…笑
全てはその器の大きさによって成立しているストーリーです。
続きが気になる。
あの3人がどういう人生を歩んだのか…
母上の偉大さ=あるべき世論の寛大さ?