nagaoshan

扉のむこうのnagaoshanのレビュー・感想・評価

扉のむこう(2008年製作の映画)
3.8
ローレンス・スラッシュ監督作品!

日本映画名作選(3)

イギリス人監督によるひきこもりをテーマにした作品でひきこもりって日本と韓国に顕著にみられる社会問題らしい

監督は数多くのひきこもり家庭に取材を重ねて母親役の印南雅子以外は全て素人、台詞も日常会話でする様に演者に指導した
自立支援を行うNPO「青少年自立援助センター」の理事長さんの工藤さんも出演されていて子供達に寄り添いながら部屋の扉🚪を開けてもらい信頼関係を構築しその後の手助けをしていく過程も脚本ではなくそのまま業務を行っている。

モノクロの美しい画と時折流れるピリピリした電子音と微かに聞こえるピアノ曲が良かった。

ひきこもりは本人達も理由が明確になくひきこもりにハマってしまう…

どの家庭にも起きそうな問題だがひきこもりが及ぼす本人と家族の影響とそれを乗り越え手助けする人々…

ヒントが散りばめられている
勉強になりました

良か映画!
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