ほおづき

悪い種子(たね)のほおづきのレビュー・感想・評価

悪い種子(たね)(1956年製作の映画)
4.0
少年が溺死する事故があり、状況証拠から8歳の自分の娘が犯人じゃないかと疑う母親。そして自分の中に殺人者の血が流れているという事実を知り、それが娘に遺伝してるせいなのかもしれないと疑心暗鬼になるおはなし。

悪事を悪びれない少女は間違いなくサイコパス気質っぽい。
今でこそサイコパスは遺伝しないっていうのが通説だけど、当時はまだ解明されていなかったからこういう映画が作られたのかもしれない・・・

と、綺麗ごとは置いといて
正直、その他の人格障害の遺伝率は高いのに、サイコパスだけ遺伝しないという説がそもそも謎すぎる。
サイコパスだからといって犯罪を犯すというわけではないので何とも言えないけど・・・たしかに犯罪者の子供は犯罪者になる確率が高いという、そんな常識がまかり通てしまったら・・・

おや、誰かが来たようだ