悪い種子(たね)の作品情報・感想・評価・動画配信

『悪い種子(たね)』に投稿された感想・評価

PeggyMYG

PeggyMYGの感想・評価

3.7
町山智浩さんの著作で知ってからずっと観たかった作品。

ローダ役の子役の演技が大人顔負けの上手さ。子供ならではの自己愛と、成熟した女のような立ち居振る舞い、目つき。
不気味さがじわじわ来るというよりは、むしろアッパレなほど全てにおいて正直で達者。
描写がオーバーなので人格障害として突き放して見られるけど、罪を犯さないまでもこういう傾向タイプは周りにいなくもないですね。程度の問題で。

自分の過去に不安を持つエピソードにたっぷり時間が割かれていてる母親を始め、ローダを中心に大人たちが振り回されている感じ。
なかでも被害者の母親の庶民的なやさぐれ感、小柄な夫とのノミの夫婦感は味があって良かった。

使用人とローダが邪悪な者同士合い通ずるものがあるというのも面白かったし、結局はすべてにおいてローダが格上だったという結末は小気味よくもあった。(あれ?私サイコパスローダに肩入れして見てた?)

有名なエンディング付け足しシーンの違和感は唐突過ぎてまさしく雷級の衝撃だけど、「あれ?これ誰だっけ?」という役まで登場しての和気あいあいカーテンコールは案外しっくりきた。
全体的に舞台の雰囲気があるからかな。

ヘイズコードの功罪か、忘れられない作品だった。
満足満足。
chaco

chacoの感想・評価

3.6
悪い種子、録画したものの放題がお気に召さずなかなか見なかった作品。が、しかし大変見応えあり。
こういう出会いが好きであれこれ録り貯めしてしまう。
 
こましゃくれた、なんだか大人ぶったおさげの娘のカルトぶり。欲しいものは徹底して手にする。怒るととにかく怖い。
頭の回転もよくずる賢い。

そんな娘に恐怖を抱くも やはり娘だから守りたい。そんな葛藤よりも上をいく娘。末恐ろしい…

ぜひぜひ見てほしい。
突然終わるラストからの舞台挨拶のようなキャスト紹介は心臓に悪い(笑)
mimicot

mimicotの感想・評価

3.8
言わずと知れたサイコ少女の物語

三つ編みツインテールに
お人形のようなワンピース
一見
裕福な家庭で愛情を注がれて
育った感じの可愛い少女
おませなイイコぶりっこちゃん

なのですが...

ふとした瞬間
空気が凍りつく程の狂気が現れる
追求されると一瞬で表情を変えて
抱きつくなんて
こ、こどもらしくないかも..

8歳の少女の悍ましいほどのサイコっぷり
楽しそうにする様子まで恐ろしいと思わせる怪演ぶり
少女が恐ろしかった

サイコパスの発症原因とは何だろう
先天性なのか後天性なのか
家庭環境かなと思ってたけれど
遺伝も?
調べてみたら、どちらの可能性も。
そして特徴が箇条書き
まさに少女..
身近にいたら距離を置きましょう
ってこの母親はどうすればいいの..辛すぎます

人気舞台劇からの映画化らしく
どんどん追い詰められてゆく母親の
演技がオーバーでクスッと笑っちゃう

ラストは何とも言えない気持ちに..
この映画、怖いです

少女が奏でる
フランス民謡のピアノ曲「月の光」が
狂気的に聞こえる演出もお見事でした
最後ギリギリまで続くからどう終わるんだろうと思ったらなかなかの強引さからのエンディングの演者紹介が新鮮で面白かった。話自体も自分の目的のために人を殺すことに何一つ疑問を持たない少女に翻弄される母親の話でこの時代の映画にしたらかなり攻めてるなぁ。
つよ

つよの感想・評価

3.5
遠足で子どもが溺死のニュース。
自分の娘が関わってるんじゃ?と疑うようになる。
女の子怖い。親はどうしたらいいんだろうなと。ママ辛い。
不気味で面白かった。
最後キャスト紹介あるの面白い。舞台みたい。
ゾロ

ゾロの感想・評価

3.5
BS自動録画分鑑賞

夫と8歳の娘を持つ夫人は
使用人も居る家で何不自由なく幸せに
暮らしていたが、ある事件を境に
娘へのある疑惑を持ち不安に苛まれる

娘は、犯罪を犯している?
それが、遺伝によるものなら
原因は私にあるのでは?

屋敷の中に、母や娘を訪ねて
次々と現れる来訪者達

まるで、舞台のようだなと思っていたら、
最期に、キャスティングの紹介がある

調べたら、やっぱり
基ネタは舞台にあった

娘のラストは、世論を気にしたのかな?
直前の最期の母の言葉から
想像したラストとは違った

最期のクレジットで
ラストは明かさないで・・と
出ていたのでコメント欄にメモを残す
ホラーなんだけれど全く怖くない寧ろ可愛いサイコな女の子。驚きの結末に笑ってしまう。
ichita

ichitaの感想・評価

3.7
サイコパスの気質は遺伝するのか?後天的な要素で開眼するってことはあるかも。ローダの場合はガラス玉獲得の成功体験がきっかけか。
とにかくローダ役の女の子の怪演が光る。大仰にも思えるけど、舞台劇の映画化という全体的な雰囲気にはあってた。終盤、病院で鼻歌歌いながらの登場にはゾッとした。ちょっと笑ったけど。
1965年公開とは驚き。
東圭

東圭の感想・評価

-
大人から見て、子供の何を考えてるかわからないところや、びっくりするくらい狡猾な一面見せられるときのリアルな怖さに溢れてゾッとします

そして対照的に描かれる被害者の母親の演技が素晴らしくて引き込まれました

少し気になった
・血筋なのか、環境なのか、血筋だとそもそも母は?など深掘りして欲しいところが意外とあっさり
・物語に対して違和感のある唐突なエンディング
があったので原作を読んでみたくなりました
adabana

adabanaの感想・評価

3.4
邪悪なローダに母親は悩み苦しむ、また息子を失った母親も不憫だ
殺しのシーンはなくとも十分に怖い子役の怪演は見事、ただ結末が改変されたのは残念
カーテンコールで肩の力が抜けるけれど耳に残るは月の光の旋律
>|

あなたにおすすめの記事