悪い種子(たね)の作品情報・感想・評価

「悪い種子(たね)」に投稿された感想・評価

ストーリーは、サスペンス物としては、感情移入する相手、多分ここでは母親なのだろうが、

その母親に、危機が訪れないので、退屈。

女の子も、8歳並みの知性と異常なサイコパス生しか持ち合わせておらず、確実にエスターの方が面白い。

エスターもこの作品もそうだが、子供が殺人を犯すというストーリーに明確な説明となるバックボーンを作るのに少し違和感

あくまでストーリーなので、いらないと個人的には感じるが、エスターの場合そのバックボーンは後出しであるものの、面白くもあったが

明確に、遺伝による凶暴性の否定をしている今作にそのバックボーンがいるかは謎?

しかし、ラストシーンを見るあたり、8歳の子供にも正義を執行するアメリカの正義観念には、度肝を抜かれた

この国に喧嘩売ったらいけませんわ
pure

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3.2
実は子どもが…
みたいなやつの古典でしょうか。それなりに楽しめた記憶があります。子ども役がなかなか小憎たらしくよかったです。
あとラストが印象的ですね。
k

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4.3
悪意のない、というか、悪いことだと思ってないところがちゃんとサイコパスでぞっとさせられる
小さい子の純粋さってたまに怖く感じるときある

白黒であるべき映画だなと思った
耳に残る、思い出させられる音楽がとっても好き…!

エスターと似てる
近所の湖で起きた水死体の事件に自分の娘が関わっていると疑う母親。
映像的に魅せるのではなく、会話によって忌まわしい過去が明らかになり恐怖を構築していくホラー演出が上手い。
なんといっても当時10歳でローダを演じたパティ・マコーマックの、ませた子供ぶりと腰の入った怒鳴り声で見るものに強烈な印象を残す堂々とした大人こども演技だった。
娘が父親にだけいい顔をするのはあるあるだな。
大家のおばさんや庭師の男、被害児童の母親など癖の強いキャラによる大きな芝居と少ないカットで舞台中継のような長回しで、130分の尺はなかなか話のリズムに慣れなくて途中何回か寝落ちした。
エンディングにキャスト紹介をしたりわざわざネタバレ禁止の掲示が出るのは舞台の名残か。
ラストは取って付けたような漫画みたいなオチではなく、少し手前の出張から帰ってきた父親にローダが抱きつくシーンで終わっても良かった。
McQ

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3.7
母「あんたが、やったのね!」
娘「は?何のこと?、、ママだ〜い好き!!ギュー!」
母「しょうがない子ね!ママもギュー」

母「やっぱりあんたが盗ったのね!」
娘「どうしても欲しかったんだもの、、ママだ〜い好き!!ギュー!」
母「全く、、可愛いから許すわ。ギュー!」

、、というのが小娘の手口である。むしろ小娘の口から「うるせぇ、ババア!」と一言でも発せられたら、モンスターにならずとも悪餓鬼レベルに留められたんではなかろうか。(笑)

そのやり取りは終盤にかけて延々と繰り返される為、観客の苛立ちも募る訳だが、〝悪魔〟に惑わされない目線もある。彼等が唯一の反逆分子であり、ズバリ核心を突く様子は見ものである。

ピアノの旋律に乗せた終盤の畳み掛けは素直にゾクゾクさせられた!、、難点は上映時間の長さと説明がクドい(特に母親の心理描写が)所だろうか。これは編集次第で傑作に化けそうな気も、、(イーライ・ロスでリメイクの話も出たらしいけど、ボツになったとか)

これだけで十分、真っ向勝負出来そうなのに、ラストの後付けテロップがまたクドい。(あからさまに「悪魔のような女」を意識した演出)アメリカらしいなと思った。
いおん

いおんの感想・評価

4.2
お姉ちゃんとみた
白黒で集中力もつか不安だったけどめちゃくちゃ面白くて続き気になるし全然いけた、むしろ古さ感じなかった
終わり方も好き またみたくなれる
♪ 芽が出て ふくらんで
  花が咲いたら じゃんけんぽん

「真の邪悪とは何かッ?」
と侃々諤々の議論を交わしたくなる作品でした。ちなみに僕は“電車の中で迷惑行為に及ぶ輩”が真の邪悪だと思います。混んでいる中で足を組む奴とか、必要以上に足を広げる奴とか(以下略)

それにしても。
劇場公開時期(1956年)を考えると、なかなか衝撃的な物語ですよね。本作で悪を具現化するのは8歳の女の子。さすがに第二次性徴を迎えない子供を“悪”と定義するのは…うん。なかなか野心的。

しかも、演じたパティ・マコーマックが見事なのです。古い映画だからか、カメラが遠い位置にあると粒子が荒くなり、笑っていても表情が厳しく見えるのです。背筋が寒くなりますよ。

また、彼女が言い訳する節々に“稚拙な部分”が見えるのも…逆に怖いのです。親の立場からすると「自分の子供も…」なんて考えてしまいますからね。それに僕だって幼少期を振り返ってみれば…もごもご。うう…言えない…。マ×ミちゃんの××を××したなんて…言えない…。

…にやり。

それにしても。
物語の根底に重厚なテーマが流れているのも感嘆の極み。人間は遺伝子に支配されるのか、それとも環境に左右されるのか…それは永遠の命題。僕としては遺伝子3割、環境7割だと思っていますが、どれだけ科学が発展しても答えは出ないことでしょう。

まあ、そんなわけで。
パラフィン紙に包まれた粉末のような作品。
悪と定義された種子は如何に育つのか…まさに神のみぞ知る、ですね。なお、派手な映像が少ないため、若干眠くなる可能性があります。積極果敢な姿勢で鑑賞したほうが良いかもしれません。

最後に余談として。
本作の最後に「衝撃的な結末をしゃべるな」というメッセージがありましたが、このメッセージ自体が衝撃的じゃないでしょうか…って、これも書いちゃダメだったかな?

…にやり。
maiho

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4.3
The Endから「さて、ここでキャストの皆さんを紹介しましょう」と始まり、「意外なラストが見所です。くれぐれも口外なさらないように」と忠告文で終わるのが良かった。
vanilla

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4.2
いおんと見た
町山さんのトラウマ映画館っていう本に載っててずっと見たかった!
ずっと貸出中でようやく見れた
古い映画だし殺人シーンは写さないのに会話とか状況で恐ろしさが伝わるのすごい!
ラストも好きな感じで面白かった
″欲しいものの為には平気で人を殺しちゃう怖い子ども″映画の古典として語り継がれる傑作、主要キャラの個性の際立ちが最高だし、恐怖を与えるネタが各所に仕込まれていて最後までテンションを保ってくれます。素晴らしいです。
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