コピーキャットのジェイティーのネタバレレビュー・内容・結末

犯罪心理学者のヘレンは過去に起きた事件が元で屋外恐怖症となり、自宅に閉じこもっていた。
一方サンフランシスコのモナハン刑事は連続殺人事件を追っていたが毎回いたずら電話だとばかり思っていた相手がヘレンであったことを知り早速協力を依頼する。やがて犯人は歴史に名を残すシリアルキラー達の模倣犯であることを突き止めるが犯人に翻弄されるお話

小柄のホリーハンターと大柄のシガニー・ウィーバーコンビによる90年代産のサイコスリラーですが展開がゆっくりな感じがいかにもな本作
中々心に残りそうな映像があったり終わり方の少しゾクリとくる感じは良かったです。

ただどうしても不思議なのは中盤にある署内発砲騒ぎでメインキャラが命を落とすのですがコレはキュルテンと釈放された人物の接触現場でも良かったと思います。サブストーリーで殉職されても・・・

実際その方がモナハンが相棒の仇を討つため一人乗り込んでいく動機にもなりますし、冒頭の射撃訓練風景とリンクするのでより良くなったと思います。

シガニー・ウィーバーはこの手のキャラクターは似合いますね
ホリー・ハンターはチャーミングながらやるときの表情の変化は素晴らしかったです。