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世界の中心で、愛をさけぶのLEGIONのレビュー・感想・評価

世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)
3.5
会えることに喜びや幸せを感じつつも、同時に直視しなければならない現実や辛さも募っていく主人公とヒロインの複雑な心境が丁寧に描かれていて、絶え間なく動き続ける世界の中で立ち止まる様子が切なかった。そうした出来事を経てどう人生を歩むべきかという点にも焦点を当てられた物語になっていて恋愛映画以上に良さを感じる作品に思えた。
過去と現在の軸を交互に進行する構成になっていて、心情の変化や一定さが見えやすい点も良かった。
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