510

ザ・ライト -エクソシストの真実-の510のレビュー・感想・評価

3.4
年老いたエクソシストと、信仰心を失った若い神父の物語。
悪魔に対抗できる唯一の手段である「信仰」を持たない若き神父の葛藤と覚醒を描いているが、敵である悪魔を必要以上にモンスター化していないところに好感が持てる。
光と闇が表裏一体であり、時にそれは救いになるという事だが、それによる主人公の覚醒がカッコ良い。
主人公が神父らしからぬ若者言葉なのも作品に軽やかさを与えており、それに反して重厚なアンソニーホプキンスのコントラストが素敵。
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