ホラー好きのお馬鹿さん

天河伝説殺人事件のホラー好きのお馬鹿さんのレビュー・感想・評価

天河伝説殺人事件(1991年製作の映画)
1.9
内田康夫原作の同名小説の映画化。ルポライター、浅見光彦が奈良県天川村を舞台にした殺人事件の謎に迫るミステリー。出演は榎木孝明、岸恵子、財前直見。市川崑監督作品。(午後ローより)

以前見ようと思って3分でギブアップ。けど今回は頑張って見ました。
良く言うと、お腹いーっぱいお昼ご飯食べた後に、コレ見ながら昼寝したら穏やかな午後を過ごせそうだなぁという感じの映画でした。悪く言うと、映像にも音声にもストーリーにも盛り上がりのないクソつまらん古臭い映画でした。

こんな古臭い映画、何十年前の昭和に撮っただよと思って見たら、1991年で平成だったんですね(平成とはいえ30年前なんですけど)。出演者の顔はみんな不自然な白塗りで、ゾンビみたいな顔色してます。唇まで白く塗るのに首は塗らないんだもん気持ち悪いよ。
んで何より気に入らないのが主人公の浅見光彦。おっとぼけ〜なかなり抜けた男性で、人が死んでんのにニヤニヤしやがって。推理と呼べる様なものではなく、ほぼ憶測で事が進むのもつまらん。そんなもんだからミステリーなのに謎が解ける気持ち良さも皆無。というかそもそも配役からして犯人この人じゃん!ってのが30分もしないで分かるってのが……。

自分はクソCGのZ級サメ映画の方がお似合いな様です。