としこし

インサイド・マンのとしこしのネタバレレビュー・内容・結末

インサイド・マン(2006年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

オチが読めないと言う点で惹きつけられた。ちょっと長く感じたけど。

銀行強盗の犯人たちがどうやって脱出するのかは最初の段階で読めたけど、主犯格が銀行に潜んでたのにはびっくりした。犯人グループの目的がナチスと繋がっていた銀行家を暴くことだったのはわかったけど、犯人グループの正体がはっきりしなかったのは少しモヤモヤ。ダイヤの持ち主の一家は収容所で亡くなったと言っていたし、どこからこの話を知ったのだろうか。

犯人のリーダーと交渉役の刑事のやりとりはなかなか面白かった。裏をかこうとして逆にかかれたり、駆け引きがいい。だから余計にジョディーフォスターそんなに必要かなって思ってしまった。花は添えられた感あったけどねー。

ナチスと繋がってた銀行家さん、もう少し腹黒くて性格の悪い金持ちだったら、全て暴かれて自業自得に感じたと思うんだけど、自分がやったこと後悔して色々活動して来た面もあると言われると晩年にして全てを失うのは少し可哀想な気もした。ずっと秘密抱えて生きていたのもけっこう辛かったと思うんだよね。もっと嫌なやつにしてくれればよかったのに。
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