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インサイド・マンのkassyのレビュー・感想・評価

インサイド・マン(2006年製作の映画)
3.5
銀行強盗グループと事件解決に向けて奔走する捜査官、そして現場に駆けつけた女性交渉人らの心理戦をサスペンスフルに描く犯罪サスペンス・ミステリー。

何も盗まず、人も殺さない、そんな完全犯罪の動機は結局何だったのか。
ラストは鑑賞者に委ねるような終わり方って感じです。

2024年5月21日(火) 13:40~15:40
テレビ東京 「午後のロードショー」
録画鑑賞

(ストーリー)
ダルトン・ラッセル(クライブ・オーウェン)をリーダーとする4人の銀行強盗が、マンハッタン信託銀行を占拠した。通報を受け、NY市警のフレイジャー(デンゼル・ワシントン)とミッチェルは現場に急行する。フレイジャーは以前関った麻薬事件で14万ドルの小切手が紛失するという事態に巻き込まれ、内務調査課から汚職の疑いをかけられていた。それだけに、今回の事件は汚名返上のチャンスだったのだ。また、銀行の取締役会長アーサー・ケイスの命を受けて、ニューヨークでも指折りの弁護士マデリーン・ホワイト(ジョディ・フォスター)も呼び出される。銀行内では、ダルトンたちは人質全員にジャンプスーツと覆面を着用させ、自分たちと同じ格好をさせていた。これでは誰が人質で誰が犯人なのか、区別できない状態となる。ダリウス警部率いる作戦指令車には、犯人との電話回線などの全ての準備が整った。その時、人質の老人が解放され、犯人から「警官が近づいたら人質を2人殺す」とメッセージが伝えられる。そんな中、人質がまた一人解放され、犯人からの要求が明らかになる。人質の首に下げられたボードには、「ケネディ空港にジャンボ機とパイロットを用意しろ。夜の9時以降、1時間ごとに人質を殺す。銀行には爆弾が仕掛けてある」と書かれていた。警察側は、要求されたピザの箱に盗聴器をセットして銀行内に運び込む。そんな時、マデリーンが市長を伴って現場に現れ、政治レベルの問題をちらつかせながら事件に介入してくる。実はマデリーンは、ケイスから貸金庫にまつわる個人的な密命を受けていた。事件は混迷の度を深めていくが、フレイジャーは遂にダルトンとコンタクトをとることに成功する。

ジャンルサスペンス・ミステリー
製作国アメリカ
製作年2006
公開年月日2006年6月10日
上映時間128分
製作会社ブライアン・グレイザー・プロダクション
配給UIP
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