せらまる

パルプ・フィクションのせらまるのレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
4.5
意味不明な映画の最骨頂です。
なのになぜファンが多いのか、私はアホなのでタランティーノという彼のブランドをフィルターや色眼鏡というレイヤーをかけてみているところがあるかもしれません。
けど純粋に94年のアカデミー賞7部門ノミネート、今でもあのおかっぱ頭の女の子が街中で、Tシャツで、ポスターで。
あらゆる場所で見られるということは、人々のアイコンになっているんだなと感じます。
話が全部錯綜していて、収拾がつかないほどいろんな場所でいろんなことが起こりまくっている映画なんですが、とにかく一つ一つが目に焼き付くシーンばかりで、意外とそれらがつながっている。
巧みなタランティーノ監督の手法が伺えます。見ないとわからないのかなって本当に思います。
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