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パルプ・フィクションのmahirunoahiruのレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
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『ディア・ハンター』に出ていたクリストファー・ウォーケンが『パルプ・フィクション』でもベトナム戦争帰りの軍人を演じていると聞いたのと、あとこの前『レザボア・ドッグス』再鑑賞してかなり面白かったので、タランティーノをもう一回観る会してもいいかと思って。なんか最近めちゃつまらん系アート系映画を続けて観てしまっていたのだけど、タランティーノはとにかくひとつひとつのダイアローグが洗練されていて意味もあって構成もすばらしくて(こういうタイプの構成ってタランティーノがよくやってるけど発明したの誰なんだろう)、マッド・マックス世界の水にありついた民衆のような気持ちで満面の笑顔で視聴してしまった。お話の展開でいちいちほっとしたりドキドキしたり感情が揺さぶられるなんて素晴らしいことよね(アート系映画の後なので多少判定がバグっている)。今観ると「おっ、ブレイキングバッド(の元ネタ)!」みたいなのがたくさんあってそれも楽しい。ブッチがマーセルス助けに戻るのとか、伊坂幸太郎的だ(伊坂幸太郎あんまり読んでないので嘘だったらごめんなさい)。
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