あるギャングと一般人の群像劇。
この作品の魅力を理解するには自分にはまだ早かったです。オープニングの入りや音楽、あまり意味の無い会話劇とかは楽しめましたけど、全体通して面白かったかというと……うーん……。
話が進むにつれて色々と繋がってくるのですが、「それで?」感が出てしまう。
ただ会話劇は映画を観てるという感覚ではなく、本当にいる人物の会話を隠し撮りしたかのような錯覚に陥るほど自然だったので、素直にすごいと思いました。
最後も特にまとまった結末にはならず、中途半端に終わります。この作品を観る人や年齢層によって様々な受け取りかたがあるでしょうし、この映画に何を求めるかで評価が違ってくると思います。
年を経てから、また観たいと思いました。