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パルプ・フィクションのるのレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
4.7
「私は踊りたいの。そして勝ちたいの。あのトロフィーが欲しいの。うまく踊ってよ」

はーーミアが超好き。ギャングを中心としたオムニバス形式の映画。
タイトル通り、この映画では低俗でくだらない話が展開される。レストランで強盗の話し合いをするカップルが映し出されるところから始まり…?
この映画の中で好きなタイトルはVINCENT VEGA & MARSELLUS WALLACE'S WIFE (ビンセント・ベガとマーセルス・ウォレスの妻)。マーセルスというギャングのボスの奥さん、そして部下のヴィンセントの、ダンスシーンがすごく好き。ミアみたいなクレイジーでセクシーな女と一夜遊びたくなっちゃう。チェリーを舌で転がして、けだるけな表情…うーんセクシー!
巧妙に作られた映画だな、と散りばめられた伏線たちに後から気付けば笑いが出る。本当にくだらないかもしれないけど、そのくだらなさって第三者の感覚でしかなくて、本人からしたら本当に大切な瞬間だったりきっかけだったりするのかな。ギャングの切り取ったちょっとおかしな日常を見れて終始ウキウキです。
すべてにおいて、低俗だが意味はある。マーセルスを不憫に思った人もいるんじゃ無いでしょうか笑
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